ウマ娘 プリティーダービー 〜感想〜

ウマ娘 プリティーダービー

個人的に今期1番面白かったアニメです。

 

実在した競走馬の名を冠し、ウマ耳と尻尾と驚異的な脚力を持つ美少女たちがレースで競い合う、そんなお話です。

 

設定だけ見た感想は「お、今期のネタアニメ枠か」というのが正直なところ。

 

しかし、実際の放送を見てそんな考えは吹き飛びました。

 

友情・努力・勝利の三原則に加えスポ根もの、アイドルもの、日常系コメディものなど、これでもかとばかりに詰め込まれた要素を無理なく混ぜ合わせ、高い完成度でまとめあげたシナリオ。

 

多人数でありながらそれぞれにキャラが立っており、決して埋没しない登場人物たち。

 

そしてレース場、ライブ、学園、寮など、様々な舞台を作り上げ、ウマ娘たちを躍動させた作画。

 

めっっっっっっっちゃ良かった(迫真)。

いやマジで面白かった。最高。さすがP.A.WORKS

 

 

 

と、まあここまでは普通に、アニメ的に面白かった、という話。

 

僕がこのアニメを大好きになったのは、現実の競走馬の物語を知ったことが大きいのです。

 

このアニメを見るまで僕は競馬にそんなに興味がありませんでした。馬券とか当たらなそうだし。

 

しかし、このアニメを見て、登場する競走馬たちについて調べた途端、一気に競馬ファンになってしまいました。

 

主人公スペシャルウィークを初めとする数々の名馬たちが織り成すドラマ、熱戦の数々。某ペディアや某tubeでそれらを目にするたびに胸が、時には目頭も熱くなりました。

 

「競馬ってこんなに面白いのか。当たらなくてもいいからちょっと馬券買ってみようかな」

そう感じさせるだけのものがそこにはありました。

 

そして現実とオーバーラップするアニメのストーリーに、より深く引き込まれていきました。しかも最後は現実を超えた夢を見せてくれました。マジで感動した(感涙)。

ちなみに7話のスズカの天皇賞はガチ泣きしながら見てました。気持ち悪いオタクですね。

 

JRAや一部の馬主さんや競馬ファンからは不評のようですが、僕はこの『ウマ娘 プリティーダービー』という作品は、いちアニメ作品としても、競馬のプロモーション作品としても、非常に手をかけて大事に作られた傑作だと思いました。

 

今言った通り一部の馬主さんから不評なために権利の関係で登場できなかった名馬もたくさんいますが、今後も続いていくこの『ウマ娘 プリティーダービー』というコンテンツが広く認められ、すべての競走馬が新たな生命を吹き込まれる日が来るといいなと思います。

 

ちなみにスマホアプリが事前登録受付中です。今夏配信予定なのでまだの方は必ず登録しておきましょう。僕は1、2話を見た3分後に登録完了しました。

 

 

 

〜P.S.〜

種付禁止令は守りましょう

ルールとマナーを守って楽しくウマ娘