空行為・誤発声と罰則

こんにちは、かつまたです。

 

先月末に院試があったことは何度も書いてますが、その勉強のために1ヶ月間、雀荘でのバイトを休んでました。

もう試験も終わったので、先週からバイトに復帰して楽しく麻雀しながら働いてます。

 

その久し振りの勤務での出来事。

とあるお客さんから、「誤って立直の発声をしたが、打牌が完了していない場合の罰則はどうなっているか?」という質問が飛んできました。

雀荘のルールとしては、「誤リーチは取り消せず、そのままかけてもらい流局時ノーテンならチョンボ扱いで3000オールの支払い」となっていたのですが、、、

 

問題は、「打牌が完了していない」という点。

別のルールとして、「空行為・誤発声は打牌完了前なら500オールの罰符、その現物での和了を認めない」というものがあるのです。

ただし、これは鳴き(ポン・チー・カン)に対応したルール。店長にも確認の上、リーチは鳴きよりも責任の重い行為のため、発声の時点で取り消せない、という裁定を下しました。

 

で、ちょっと気になったのがこの罰則の部分。

麻雀はローカルルールが非常に多いゲームです。切り上げ満貫、一発裏ドラカンドラ・二家和や三家和・途中流局・箱下終了・数え役満やW役満の有無、大車輪や百万石などのローカル役、などなど挙げればキリがありません。

 

このルールの繁雑さは、麻雀の普及の大きな課題として指摘されることもしばしばです。実際、フリー雀荘に行けばそれぞれのお店ごとに大なり小なりルールの違いがあるでしょう。チェーン店ならともかく、まったく同じルールのお店を探すのは意外と大変だと思います。

この繁雑さが、麻雀を始めようとする人にとってのハードルの1つであることは間違いないでしょう。

 

一方で、例えばトランプの大富豪のようにローカルルールが多くても、逆にそれが魅力であるようなゲームもありますから、一概に否定できるものでもないでしょう。1発裏ドラカンドラや、数え役満W役満などは運の要素や一発逆転のスリル、大物手のロマンを感じさせるものです。これらはその場で軽く確認し合えばさほど対処に困るものでもないですから、ゲームのお楽しみ要素として取り入れることも十分アリだと思います。

 

一方で、統一ルールを作って欲しいな〜と思うのが、今回の「空行為・誤発声への罰則」です。

先程、僕の働く雀荘では「空行為は500オール」としましたが、場所によっては1000点の供託だとか、空行為発生の時点で和了放棄となる場合もあります。チョンボの支払いも、満貫払いだったり3000オールだったりまちまちです。

この辺の裁定を、はっきり統一ルールにしてくれれば良いのになあ、というのが僕の感想。

違反行為に対する罰則は、ローカル役などとは明らかに性質の異なるルールです。ゲームの円滑な進行のためのルールですから、立ち会った4人がすぐにコンセンサスを取れるような状態にするのが理想的だと思います。

 

どこで線引きするかも微妙なところです。

副露する場合、いわゆる競技麻雀と呼ばれるプロの対局などでは、発声→晒し→拾牌→打牌、の順番で行われます。これは、打牌の完了はイコール自分の行為の完了であると見做されるから、だそうです。

しかし一般的なフリー麻雀では拾牌と打牌が逆になることが多いです。人によっては晒す前に打牌する、という人もいるでしょう。これは、フリー麻雀ではスピードが重視されるため、晒しや拾牌などいつでも出来る行為は後回しにすることが多いからです。

 

しかしこの違いは意外と大きいと思います。なぜなら「打牌の完了」を、罰則の基準にしている場合が多いからです。

プロの対局はどうか分かりませんが、フリー雀荘は、「打牌完了前なら罰符、打牌完了後は和了放棄」のように罰則が変わる場合があります。食い換えなどに対応したルールだと思いますが、では「晒したけどやっぱり鳴かない」などの行為は罰符になるのでしょうか。

晒しは発声よりは明らかに責任の重い行為です。しかし打牌さえ完了していなければ同じ罰符でOK、というのは少し違和感を感じます。

逆に、打牌してから晒す人は、晒し間違えた場合その時点でより重い罰則を課されることになります。犯したミスとしては変わらないのに、罰則が変わるのは、やはり少し変な気分になります。

 

まあ、そんなミスをする方が悪い、とか、そんな順番で副露する方が悪い、というのももっともな意見なんですが。

 

麻雀はツモる、切る、発声する、晒す、倒牌する、など様々な行為が連続して行われるゲームです。その中で起きるミスに対する罰則も、線引きが難しいところはあると思います。

ただ、やはりそういったミスに対する裁定が人によってまちまちだったり、よく知っている人でなくては分からないような状況は良くないでしょう。副露の発声と打牌のタイミングの問題は、食い換えOKにすれば解決しますし、実際食い換えOKのルールもあります。

そんな風に、統一した裁定を下せるルール整備も、Mリーグ創設で盛り上がる麻雀界の課題の1つではないでしょうか。

 

 

 

〜P.S.〜

「カードが違うので裁定が違います」的な話ですよね。さしづめ、「雀荘が違うので裁定が違います」といったところでしょうか。いい加減個別対応じゃなくて全カード共通フォーマットのルール表記と裁定を作れコンマイ