Mリーグドラフト会議

どーもかつまたです。

 

院試の勉強をしに国会図書館に来たは良いんですが、昼飯を食べる場所が無くて絶望しています。永田町とは言っても松屋とかなんかあるだろうと高を括っていたのですが……

国会図書館の静かな空間に響き渡るかつまたの空腹音…………ホラーですね。

最悪、国会図書館内のカフェでお高いランチを味わうことになりそうです。

 

閑話休題

この前ブログに書いたMリーグの第1回ドラフト会議が一昨日の8/7(火)に行われ、21人のプロ雀士が初代Mリーガーとして指名されました。

今回のブログでは、そのドラフト会議の結果についての感想を書きたいと思います。

 

以下、左から順に1、2、3位指名です。

 

①赤坂ドリブンズ(博報堂)

園田賢(最高位)村上淳(最高位)鈴木たろう(協会)

自社の社員と噂の園田プロを1位指名。少し驚きましたが、実力は折り紙つきです。守備型の村上プロ、自由自在なたろうプロと、バランスは良いように思えます。結構強そう。

 

②EX 風林火山(テレビ朝日)

二階堂亜樹(連盟)滝沢和典(連盟)勝又健志(連盟)

女流no.1の呼び声高い亜樹プロを1位指名。後2人も連盟から。滝沢プロはリーグ戦やRTDで苦戦続きだったので頑張って欲しいですね。勝又プロは個人的に応援してます。名前的に。

 

KONAMI麻雀格闘倶楽部(KONAMI)

佐々木寿人(連盟)高宮まり(連盟)前原雄大(連盟)

自社の同名麻雀ゲームの人気雀士が3名。前原総帥とヒサト棒のチームがらくたは間違いなく最強のふたり。同じチームでどう戦うか見もの。ただしコンマイは麻雀産業もいいけど遊戯王をなんとかしてくれ。

 

④渋谷ABEMAS(Cyber Agent)

多井隆晴(RMU)白鳥翔(連盟)松本吉弘(協会)

Mリーグチェアマン藤田晋社長率いるアベマズ。人気実力兼ね備えたカリスマ、最速最強多井プロと、新進気鋭の松本プロ、そして戦術本が大好評ブックオフで販売中の供託泥棒白鳥プロ。世代、団体、雀風いずれも異なるタレント集団。多井・白鳥両プロは結構手堅く打つ印象なので、松本プロがキーマンかもな〜と勝手に思ってます。

 

セガサミーフェニックス(セガサミー)

魚谷侑未(連盟)近藤誠一(最高位)茅森早香(最高位)

スピードタイプ、面前高打点タイプ、天才とここもバランス良く揃えた印象。アベマTV視聴者には少し馴染みの薄い顔ぶれだけに、その強さを見せて欲しいですね。産休明けの茅森プロのω口には注目。おこになると面白い。

 

⑥チーム雷電(電通)

萩原聖人(連盟)瀬戸熊直樹(連盟)黒沢咲(連盟)

Mリーグのためにプロ入りした萩原聖人さんを1位指名。連盟のエース瀬戸熊プロや、女流ながらAリーグ経験者(今もだっけ?)の黒沢プロと実力は間違いないが、3人とも面前高打点派だけに赤あり麻雀ではどうか。個人的には黒沢プロに嶺上開花してほしい。名前的に。

 

⑦U-NEXT pirates(U-NEXT)

小林剛(μ)朝倉康心(最高位)石橋伸洋(最高位)

IT系なのでデジタル雀士を3人とのこと。天鳳名人経験者3人なので、赤ありの天鳳に近いルールは得意か。石橋プロが国士を放銃しなければ優勝候補なのは間違いない。

 

 

こんな7チームが揃いました。

個人的には3チームの指名が競合してくじ引きになった鈴木たろうプロがアベマズに行くとアツかったな〜と思いました。多井プロとお互いに「チームメイトになりたい」と言っていたので、もしそれが実現したら…とワクワクしましたね。

指名の傾向としては、かなり牽制しあった印象を受けました。現役最強とも言われる鈴木たろうプロや現最高位の村上プロ、鳳凰位経験者の勝又プロなど、実力者が2巡目3巡目まで残っていたのは、そのせいかな、と。来年以降もこのドラフトが行われるなら、こうした傾向がどう変わるかも注目ですね。

あと全体的に女流プロの指名も多かったと感じました。もちろん実力充分のプロばかりですが、やはり女流による人気獲得とか、そういう側面もあるんですかね。

 

さて、いよいよ本格的に始動してきたMリーグ。10月の開幕から、どんな戦いを見せてもらえるのか、今から楽しみですね。

 

 

 

〜P.S.〜

このブログを書いているうちに、何も食べてないのに空腹感がおさまってきました。どうやら無駄に高いお金でちゃちなランチを食べる必要はなさそうです。

Wining Post スタリオン

こんにちは。最近真面目に勉強しているのでブログに書くことが無いかつまたです。

 

ウマ娘 プリティーダービー』トレーナーズBOX〜ウマ箱〜vol.1、皆さん買いましたか?

ウマ娘たちの感動の物語がBlu-rayで観られる特典盛り沢山の代物です。アニメ2期のためにも、未購入の人は今すぐ買いに行きましょう。アキバとかに。

 

さて、そのウマ娘を見て以来競馬が好きになった僕ことかつまた。最近は某tubeで競馬関連の動画を漁ってるんですが。

その中に、「Wining Post」というゲームの実況動画がありました。

 

Wining Postは、馬主になって競走馬の生産・育成を行いレースでの勝利を目指すシミュレーションゲーム

過去の名馬たちも登場し、かつての名勝負を再現したり、自分だけの夢の牧場を作ったりできるゲームです。

 

で、このWining Postで、ウマ娘のモデルとなった名馬たちを使った企画をしている動画を見ていると、これが面白そう。

 

もともと三國志とかのシミュレーションゲームは好きなので、動画を見ているだけでハマりました。

院試終わったら絶対にPSVita買ってウイポ(Wining Postの略)やるんだ……!と決意するまで、時間はかかりませんでした。

 

ところが。

 

なんと、スマホアプリでもこのウイポが配信されているというではありませんか。

その名も、Wining Post スタリオン。

ダビスタと何かあったんでしょうか。

 

ともあれ、インストール。

最初にキズナハーツクライスペシャルウィークから1頭を選びチュートリアル開始。僕は当然スペシャルウィークを選びました。

 

えっちぃ感じの秘書さんとオラオラ系の調教師さん、冴えない牧場長に囲まれ、1999年のAJCCから春の天皇賞まで、出走登録→調教・エサやり→レース、の流れをひと通り教わります。

でもなぜか春天は必ずメジロブライトに差し切られ2着、そのまま引退になります。

まあ、チュートリアルからしょうがないんでしょうけど。

 

その後、セールでもらった繁殖牝馬スペシャルウィークで種付けし、産まれた幼駒とともに、いざ馬主ライフスタート!となります。

 

基本的に幼駒1頭と年代を選び、その1頭で各年代を戦っていくスタイルです。1頭ごとのストーリーを紡いでくイメージでしょうか。

 

産まれた幼駒はA評価。G1級の素質馬です。馬名はケイティファースト。

か(K)つ(T)またの1頭目の馬なので。安直です。

 

年代は1996〜2000年。最強と言われる年代ですが、難易度も最初はNORMALだけなので、比較的簡単に勝てました。

 

…………というか、勝ちすぎました。

戦績:15戦14勝 G1:7勝 G2:3勝。

2歳新馬戦、500万条件戦、萩SホープフルS若駒S弥生賞皐月賞日本ダービーアメリカダービー、札幌記念神戸新聞杯菊花賞天皇賞(秋)まで破竹の13連勝。

ジャパンCこそ坂で伸びず5着に敗れたものの、ラストランの有馬記念は5馬身差の圧勝。

3歳で引退しながら、牡馬クラシック3冠を含む7冠馬となり、日米のダービーを制覇。

菊花賞を制し3冠馬となった翌週には連闘で秋天に出走、最後方から大外回りながらもラスト200mで3馬身逃げるエアグルーヴを首の上げ下げでハナ差差し切り勝利。

ジャパンCも評価値的には勝ってもおかしくなかったので、もう少しで奇跡のクラシック3冠と秋古馬3冠の同時達成が実現するところでした。

 

…………書いててツッコミたくなりました。いや、いくらなんでもあり得なさすぎて。

難易度NORMALとはいえこんなヌルゲーありますか?

もうちょっとこう、うまく放牧とかローテ組まないと馬が疲労でダメになるとか、レース展開によって作戦変えないとダメとか、そういう要素が欲しかった。

 

まあそれは難易度や、始めたばかりというところでの補正もあるのかもしれません。HARDモードだったり、長くやってたりすればアイテム枯渇や勝ちきれないレースが増えるといった壁も出てくるでしょう。

 

しかし、そこまでやりこむこと無しに、僕はケイティファーストを引退させると同時にこのアプリをアンインストールしました。理由はただ1つ。

 

やめどきが分からなくて時間が溶けるからです。

 

寝る前にやってみるか〜と軽い気持ちで始めたところ、ケイティファーストの1年間で2時間以上ぶっ通しでやってしまい、気づけば深夜1時を回っていました。

こんなんやってたら院試の勉強出来なくなる……

Wining Post スタリオン……恐ろしい子

 

というわけで、僕はウイポに別れを告げました。いつかPSVitaで再び出逢うその日まで。

 

 

 

〜P.S.〜

ケイティは冠名だったのですが、割と気に入ってるので、いつか本当に馬主になったら使おうと思います。もう既に使われてそうだけど。

はるかなレシーブ〜3話までの感想〜

こんにちは。今日のバイトの本走が散々だったかつまたです。

 

いや、マジで内容的にはここ最近1番良かったはずなのに着順が1-0-4-4。呪われてるとしか思えない。

 

まあ、愚痴ってもしょうがないので次回のバイトの時に取り返すしかないですね。

 

今回はアニメ、『はるかなレシーブ』の話をします。

 

個人的には『少女☆歌劇』『異世界魔王』と並ぶ今期のTOP3だと思ってます。

 

親の海外赴任により、沖縄の従姉妹の家で暮らすことになった大空遥。そこで彼女はビーチバレーと出会います。その魅力にとりつかれた遥は、従姉妹の比嘉かなたとともに、仲間やライバルたちとの勝負を通じて成長していく________

というあらすじ。

 

ビーチバレーはご存知のように、ビーチにラインで区切られたコート内で、選手2人でのバレーボールを行う競技です。このアニメでは女子のビーチバレーが描かれます。

 

限られた空間に、美少女が2人。その瑞々しい肉体を躍動させ、力を合わせて相手と闘う、汗と涙と感動の物語________

 

そう。つまり、

百合です。

 

文字サイズや色、太さを変えられるとこの前知って使ってみたくなりました。結構見栄えが変わりますね。

 

それはともかく、これはかなり純度の高い百合だと言えるでしょう。

区切られたコート内では誰も2人の世界を犯すことは出来ません。唯一干渉できるのは、ボールを通じてやり取りする、ネットの向こうの相手のみ。

三角関係や四角関係、2vs2の壮絶なやり合いなど、ありとあらゆる百合関係がここではやりとりされます。

 

きらら系だけあって百合の描かれ方は緩やかですし、内容も比較的コミカルですが、百合だと思って見るととてつもなくエッチに見えてきます。

…………いや、登場人物が大概水着のナイスバディのJKだからという訳ではなく。

 

百合から離れてみても、表情豊かな美少女たちが水着で砂浜を飛んだり跳ねたりというのは眼福です。

見てて楽しい気分になれるアニメです。

 

3話までが放送され、取り敢えずライバルや仲間、目指す大会などお話の基本が一通り出揃ったところです。ここからどんな方向へシフトしていくのか、楽しみですね。個人的にはガチガチのスポ根方面に向かっていってほしいです。

 

 

 

〜P.S.〜

個人的にはエクレアコンビが好きです。特にエミリー。

甲子園の怪

一昨日のMリーグについての記事が普段の30倍くらいのPV行っててちょっとビビってます。かつまたです。

いや、話題が違うだけであんなにPV数変わるんですね。マジでビックリしました。Mリーグへの注目度が高いということでもあるんでしょうか。

 

さて、一方今回はあまりPV数の伸びなさそうな話題です。そう、阪神タイガースについてですね。

 

オールスター明け、後半戦最初の3連戦は本拠地甲子園に宿敵読売ジャイアンツを迎えての試合でした。

 

しかし結果は3連敗。序盤で先行され、終盤にダメ押しをくらい、追い上げも届かず負けという典型的な負け試合が続きました。

 

今年の阪神はとにかく甲子園で勝てません。

チラッと今調べてみたところ、ここまでの甲子園での成績は、

17カード51試合(うち中止6試合)

17勝27敗1分 カード勝ち越し数5

……いや、勝ってないとは思ってましたが、こうして数字で見ると酷いですね。2/3以上のカードで負け越し、本拠地で借金を10も作っています。

そして昨日までの3連敗で甲子園での同一カード3連敗は今季すでに4度目。これまでの最多は暗黒時代ど真ん中の1995年の5度。完全に射程圏内に捉えています。

 

この悲惨な成績を受けて、あのデイリースポーツの見出しが「甲子園の怪」になってました。W杯の時にはコロンビアへの勝利が1面を飾ったようですし、デイリースポーツさんも最近ちょっと阪神から心が離れているようです。さみしい。

 

ではなぜ勝てないのか?

色々と要因はあると思いますが、大きな理由としてはやはりレギュラーを固定できていないことが挙げられると思います。

 

野球というのは基本的に数人がかりで点を取るゲームです。本塁打なら1人で点が取れますが、所詮1点だけ。2ラン、3ランとなるためにはやっぱり前の打者が塁に出なくてはいけません。それも3試合に1本打てば本塁打王、というくらいの確率です。ましてや広い甲子園球場です。本塁打でガンガン点を取る、なんて作戦はなかなかとれません。

そこで大事になるのが打線の組み方なわけですね。塁に出る役割、走者を進める役割、チャンスを広げる役割、走者を返す役割。打率や選手の個性、足の速さ、長打力と確実性、色んなことを考えながら役割を与え、パズルのように組み立てて打順を組みます。そしてレギュラーの選手たちは、与えられた役割に従ってプレーをするわけです。

 

しかし、レギュラーが固定できない場合はどうなるかというと、その日ごとに点の取り方を考え、別々の作戦を用いたり、別々の役割を選手に求めたりすることになります。

こうなるとなかなか一定の成績を残すのも難しくなります。その日ごと、その場面ごとで全く別の役割を果たす必要があるわけですから。さっきはチャンスメークが仕事だったけど今回はランナーを返す役割、そして明日は小技でチャンスを広げる_______といったように。

サッカーでいえばFW、MF、DF、GKをランダムで割り当てられるみたいな感じですかね。こう書くとメチャクチャさ加減が伝わると思います。

 

もちろん、野球はサッカーほど役割がハッキリ分かれているわけではないですし、ヒットが打てればそれが一番なのはどの打順でも同じなんですが。

それでも、ヒットは打てて3割。そうなるとやはり、ヒットを打てなくても果たす役割というのが決まっていたほうがやりやすいわけです。

粘って四球を取りにいくのか。バントなどでゴロを転がしてランナーを進めるのか。後のチャンスでの布石になるようなスイングをしておくのか。

こういった役割をはっきりさせられない、というのがレギュラーを固定できないことの大きな問題です。

 

さらに阪神の場合は屋外球場、それも土と天然芝の甲子園が本拠地なので、レギュラーが固定されない影響はさらに大きくなります。

人工芝やドームの球場に比べて、土と天然芝の甲子園では打球が変化しやすいのです。前日の天気によってグラウンドの硬さなどのコンディションも変わりますし、試合中もどんどん凸凹が増えます。甲子園には浜風が吹いていますからフライにも要注意です。またこの時期は明るさが大きく変化する時間帯に試合をしますから、その点も大きな影響があるでしょう。

こうした影響はボールを捕る選手に留まりません。守備にはリズムがありますから、捕球が乱れれば送球が乱れます。すると、それを受けた選手の次のプレーも乱れ……というふうに、どんどん広がっていきます。セカンドやショートの選手には顕著でしょう。

そして、守備でのストレスは打撃にも影響を及ぼします。捕手の打率が比較的低い傾向にあるのは、それだけ守備の負担が大きいからです。阪神で言えば、原口選手。代打時は.480という驚異的な打率ですが、スタメンマスクをかぶると.250前後となります。それだけ、やはり守備の負担が打撃に及ぼす影響は大きいのです。

もちろん、阪神の選手は普段から甲子園で練習していると思いますが、試合の打球やスタンドの景色などはやはり試合に出ていないと見慣れないものでしょう。 

 

金本監督の頻繁に選手を入れ替える采配には以前の記事で批判をしましたが、これはもちろん選手の問題でもあります。

 

期待に応える活躍ができていない、与えられた役割を果たしきれていない、というのは選手の力不足による部分が少なからずあるでしょう。

 

選手たちには監督の、そしてファンの応援に応える活躍を期待しています。そして選手たちが奮起した時、金本監督の真価が問われると思います。

 

強い阪神タイガースが甲子園で戦う姿を、ファンは心待ちにしています。

 

〜P.S.〜

僕は坂本誠志郎選手と高山俊選手の明治同期コンビに期待してます。大学の先輩、糸原選手の活躍に続いて欲しいですね。

Mリーグ発足と賭け麻雀

こんにちは。3連休でお出かけしたところゴリゴリに日焼けしてヒリついてるかつまたです。

 

今日(7/17)の正午からAbemaTVで麻雀プロリーグ「Mリーグ」の発足会見が行われ、その概要が発表されました。その内容は、

  1. 7チームによる長期リーグ戦(10月〜3月)
  2. 選手は現存の主要プロ団体5つからドラフト指名、1チーム3名が出場選手登録される
  3. 賞金や年俸を導入し選手に還元
  4. ルールは赤ありの一般的な東南戦フリールールに近いもの、自動配牌卓を使用
  5. 賭博性を徹底排除、賭博関与が発覚した場合解雇等の厳罰を下す

といったところでした。

 

これまでの麻雀プロは、その収入源はタイトル戦の賞金と雀荘のゲスト料くらいのもので、そういった仕事の来るタイトルホルダーや有名プロ以外はプロとしてお金を稼ぎ生活する、というのは実質的に無理でした。

何なら団体に所属したりタイトル戦に出場したりするには登録料が必要なことが多く、むしろお金を払ってプロでいさせてもらう、という状態でした。

 

現在日本には2000人ほどの麻雀プロがいるそうですが、そのうちのほとんどの人は、プロライセンスを持っている以外はその辺のサラリーマンや雀荘のバイトの店員さんと変わらない、というのが実態だったわけです。将棋や野球といった他のプロ競技とは大きく異なる状態があったわけですね。

 

その理由の1つとして、賭博性が強くイメージが悪い、というのがありました。

今回のMリーグではその賭博性を徹底排除し、そして麻雀の競技選手に実質的な給与を与えるという大変画期的な試みを行うようです。麻雀がプロ競技として成立し社会的地位を向上させていく上で大きな転機になり得る機会でしょう。

 

まあ僕は麻雀プロでもなければ麻雀に人生を賭けるほどの覚悟も無いのでプロ競技として云々はぶっちゃけ他人事なんですが。

それでも、プロの知り合いの人も何人かいるので、そこそこ興味深いニュースでした。

 

僕が取り上げたい問題は賭博性を排除、のところです。

麻雀は点数を奪い合うというその性質上、どうしても賭博と結びついて広まってきました。

 

現状、ほとんどの雀荘はオンレートのフリー営業をおこなっているのが実情です。ぶっちゃけこのフリー営業を全面禁止にして取り締まったら、全国の雀荘のほとんどはぶっ潰れるでしょう。

ごく僅かにノーレートフリー雀荘もあるにはありますし、高齢者や子ども向けの健康麻雀教室なども増えてきていますが、やはり集客力はオンレート雀荘のそれには及ぶべくもないのが現実のようです。

 

プロ雀士の人の中にもオンレートフリー雀荘で働いていたり、雀荘を経営していたりという人が多いでしょう。

 

で、Mリーグの理念の1つ、賭博性の徹底排除というのがここにどれくらい影響を与えるのか、というのが気になるわけです。

本当に完全禁止ならオンレートフリーでのゲストや雀荘経営もダメでしょうし。

「最速最強」で有名な多井隆晴プロがこの前宝塚記念の馬券予想してましたし、パチンコの営業に行く麻雀プロも多いですが、そういった行為もダメになる可能性もあるんでしょうかね。

 

かといってその辺をなあなあにすると有名無実というか羊頭狗肉というか、あんまり意味が無いというか。

 

まあ難しいところだと思います。

 

この賭博性との兼ね合いについての僕の意見なんですが。

要はグレーゾーンでなあなあでやってるのが問題なんじゃね?と。

 

例えば競馬とかは、馬券を買う正規の窓口があって、そこで全てのお金のやり取りを行なっています。そして様々な馬券の種類ーー単勝とか3連複とかーーごとにオッズ、つまりは払い戻しのレートが決まるわけです。宝くじやサッカーくじとかもそうですね。

 

麻雀も、統一の窓口を介して……というのは業態的に難しいにしても、レートやゲーム代、チップの扱い、営業時間などをしっかり法律等でルーリングすることで、違法賭博としての性格は薄れると思うんですよね。

性風俗産業とかもそうですが、グレーゾーンにしておくからあれこれ野放しになるわけで、法律で線引きをすることによって、統制がとれる側面があると思います。

合法化=なんでも自由、ではなくて違法なものとの区別をつけるということなわけです。

 

そうすれば、気軽に楽しめるノーレートフリー雀荘と、一定のルールの下程よく勝負を楽しむオンレートフリー雀荘とが棲み分けられますし、懐事情によって遊ぶ場所を選ぶこともできます。

 

結局のところ、賭博のイメージが悪いのは暴力団などが絡みやすいというのと、有り金全部溶かすーーみたいなイメージがあるせいだと思うんですよね。

前者については合法化によって改善されるでしょうし、後者に関してもレート帯の棲み分けによって比較的自分で責任持ってBET額を選べるでしょう。

 

ただ、こうした法制度の整備もまた、麻雀の社会的イメージの向上なくしては実現しないのが現実でしょう。

そういう意味でも、今回のMリーグ発足が1つのきっかけになるといいですね。

 

 

 

〜P.S.〜

Mリーグではこれまでの一般的な競技麻雀と違い、赤牌と自動配牌を導入するそうです。赤牌があると大きく手組みの仕方が変わりますから、全く違う麻雀になりそうですよね。

それはそれで1つの麻雀の形なのでいいんですが、個人的に自動配牌はちょっと残念な気がします。サイコロを振る時の緊張感や、配牌を取っていくときのワクワク感、結構好きなんですけどね。

少女☆歌劇 レヴュースタァライト〜感想と展望〜

こんにちは。

 

最近ちょっと暑すぎませんか?

最近まったく運動をしていない僕のようなオタクは少し外を歩くだけで疲れ果ててしまいます。結果、室内でアニメを見ることになり、さらに運動不足が進行するわけですね。

 

そんなわけで見ていたアニメの話。今回は今期の目玉の1つであろう『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』のお話です。

 

『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』は、アイマスラブライブ!シリーズなど、最近のトレンドでもある2.5次元系作品。

 

2.5次元系作品はその性質上、アイドル要素の強い作品が多いですよね。ウマ娘とかもそうですね。

ちなみにウマ娘のイベントはBlu-rayBOX「ウマ箱」の初回封入特典なので皆さんゼヒ購入してかつまたと一緒にうまぴょいしに行きましょう。発売は7/18、¥14300(税抜)です。

 

話が逸れました。

『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』はアイドルものではありません。

いや、完全に違うとも言えませんけど。

『少女☆歌劇』はタイトルの通り、歌劇の舞台に立つことを目指す、演劇学校俳優科の少女たちの物語です。

ですから、2.5次元的展開方法はテーマソングを歌うライブではなく、声優さんたちによるミュージカル、ということになります。

 

放送直前特番でチラリとその舞台の様子が流れましたが、歌はもちろん、シナリオや演出も力が入っており、殺陣もあったりとかなり本格的な作品だったようです。

 

物語の舞台は、演劇に関わる人間を育成する聖翔音楽学園。その生徒たちで作り上げる歌劇、「スタァライト」の主役の座を賭けて、日々切磋琢磨する舞台少女たちの青春群像劇______

 

と、思いきや。

Bパートで物語は急転。ミステリアスな雰囲気を醸す主人公の幼馴染・神楽ひかりがイギリスから転校してきて不穏な空気が漂い始め、終盤では学園に隠されていた謎の地下劇場で、壮絶ながらも優美なバトルが繰り広げられます。

 

今のところ、細かい設定の説明はされていないので正直よく分からないんですが。

少女たちの成長を描くただの青春モノアニメではないことは確かです。

 

東京タワーのシーンや学校などの舞台背景、バトルシーンの作画・演出、伏線らしきものをちりばめつつ視聴者を引き込むシナリオと脚本。どれも素晴らしい。

特にバトルシーンは意外な展開とともに強く引き込む力のある仕上がりでした。しかもそれが作品の世界観に反しない、まるで舞台の上で踊りながら殺陣を演じているような。そんな美しいバトルシーンでした。

主人公を始め、登場人物のキャラもそこそこ立っています。

 

少ーしばかり演技がアレな声優さんもいますが。。。

その分、三森すずこさんの演技は圧巻です。マジで鳥肌立った。結婚おめでとうございます。

 

かなり熱のこもった作品であることは確かですし、クオリティも高いです。今期の覇権を狙えるアニメでしょう。今後どのようにストーリーが、バトルが、そして百合関係が展開していくのか。注目です。

 

ポジション・ゼロ!みんなをスタァライト、しちゃいます!

 

〜P.S.〜

何を隠そう百合好きなかつまた的には百合カプ大量発生しそうなこの作品はど真ん中です。2次創作に期待ですね。

異世界魔王と召喚少女の奴隷術式〜感想と展望〜

雨が続きますね。

こんな時は部屋にこもってアニメを見るに限ります。

 

いや、勉強しろって話なんですけど。

 

今回は7/5から放送開始された、

異世界魔王と召喚少女の奴隷術式』

の第1話の感想と、今後の展望についてです。

 

アバンを見た感想。

「あ、これダメなタイプのクソアニメだ。1話切りかな」

 

そして1話EDまで見た感想。

「あ、これ面白いタイプのクソアニメだ。追いかけよう」

 

いや、マジでアバンは駄目な感じしかしなかった。

 

現実でくすぶってる社会不適合オタクが突然異世界召喚されてハーレム作って無双する話、別に真新しくもなければそもそも面白くないし…………

ぶっちゃけ『デスマーチから始まる異世界協奏曲』くらいの印象でした。

 

デスマはマジでヤバかったよね。デスマ要素全くストーリーに必要無いし、作画もそこまでだし、どこに向かってるのか分からないし。

 

ただ、AパートBパートと見ていくうちに、「あれ、これ面白いんじゃね?」となっていきました。

なぜかといえば、それぞれの設定がしっかり活きていたから。

 

例えば主人公のキャラ。

社会不適合キモオタクゆえに魔王としてしか振る舞えないという、キャラ設定をフルに活かした主人公。主人公視点と、周囲からの視点とのギャップを感じられてクスリとしてしまう。その辺のイキリトくん達と違って紳士。

 

世界観も、主人公がプレイしていたゲームに入り込んでしまった……というところから、主人公の圧倒的能力や異世界への適応にも納得できます。

 

ハーレムを作っているくせにやたら鈍感な主人公にイラつくことが多かった人もいるかもしれませんが、本作の主人公はキモオタクなので女の子にアタックなんかできません。焦れる恋愛模様にも説得力が生まれます。

 

それでいて魔王と奴隷少女という関係性だからこそ許されるあんなことやこんなこと。ヘタレだからダイレクトな行為や関係には至らないけど、魔王としての力でもって際どいところまではいけるという、完璧なバランス感覚です。しかも設定がそれに説得力を与えている。

 

お風呂やベッドで明らかに誘惑してるのに、「もしかして、俺のことを好き……なわけないよなあ、ハハハ」とか言って誤魔化すクソボケ唐変木主人公にイラつくことは無いのです。

 

惜しいのは異世界召喚の理由が一方的で突発的だったこと。まあ他の異世界召喚モノも大抵そうですが、「突然」とか「偶然」とかそういうところにお話の始まりを求めすぎだと思うんですよね。

 

まあ、そこはこれからのお話の中で説明されるかもしれませんし、多目に見ましょう。

 

そもそも論として、「異世界召喚されてハーレム作って無双する」というテーマが残念なのでクソアニメ枠から出られはしないとは思いますが、それでも、面白いクソアニメには十分なれる可能性を秘めていると思います。

現状、デスマ以上イセスマ以下、といったところでしょうか。killing bitesレベルを目指して頑張って欲しいですね。

 

あとはこれから1クールの中でどう設定とストーリーを広げ、そして回収できるかと、どんな可愛い女の子が出てくるか、この2点にかかってくるでしょう。

 

期待してます。

 

〜P.S.〜

同じ日に放送された『すのはら荘の管理人』も見たんですけど、原作者の願望がモロにぶつけられてて、正直虚無でした。